【彼女、お借りします考察(25)】水原千鶴、拒絶の歴史 | 二次元感想レビュー録

【彼女、お借りします考察(25)】水原千鶴、拒絶の歴史

最近の水原千鶴は丸くなっている。

好感度が上昇しており、ちょっとやそっとおイタをしても変動しないレベルまで来ている。

例えるなら、事故で胸触ってもビンタですませるくらいに。

最初の頃は想像できなかった。

怒鳴られっぱなし、拒絶ばかりの日々。偶然のごり押しで仕方なく了承していたに過ぎない関係であった。冷めていた。

今の温かい幸福を明確なものにするために、水原の拒絶の話を振り返る。

挙げていったらキリがないので、三つに留める。

1 相手はお客様

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(1巻) より引用◇

いつもの。何度でも使い回しますよ、引用しますよ。

お金の催促。明確な取引。完全にお客様の対応である。

しかも素でもないし、清楚系を演じている。

本来の彼女を知っている人からみたらかなりの違和感。和也が「素の水原が理想」と言った意味も分かる気がする。

クールで、理性的で、でもちゃんと夢想している部分もある。それが水原。

相手の事だけを思い、表情は常に笑顔で、絶対に怒らない。うん、まるっきり真逆。

狙ってやっているということはかなり無理をしていたのだろうか。

売れないアイドルみたいな切って張ったような人物像。半分は今でもそうだけど。

目的のために手段を選んでいられないとは、何とも疲れるものである。

2 野生の猫のような

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(1巻) より引用◇

和也に蹴りを入れる水原。これは家に押し入った彼が悪い。

この後、祖母の前以外では終始ジト目&厳しい目つき。

完全に野生の猫と化している。

とにかく嫌だ。でもおばあさんの為だし仕方ない。この男はどうでもいいけど。

そんな暗鬱とした拒絶。それでも見捨てないとか本当に優しい。

勘違いしないで! と声を荒げる水原はツンデレではなく本心なのだ。

クズとも発言しているし、相当嫌いなのが分かる。

3 冷ややかな夏の日

 

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(2巻) より引用◇

レンタルの関係が続く中、本当の恋人気分でいる和也にこの反応。彼曰く水曜の恋人。

気がないとか口に出しているあたり、もう本気の本気である。大人の恋愛とは口を閉ざすものなのだ。

拒絶を通り越して防衛本能が働いている段階。

もう何もかもどうでもいいと、ヒロインの役割からも逃げ出しそうな勢いである。

説明しているだけでもましな部類。

4 終わりに

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(80話) より引用◇

でも今ではこれである。本当に同一人物か?

照れ顔を隠すために演技をしている段階にまで達している。

頼めば何でもしそう。

人は変わるものだ。レンタルは変えられるものだ。

よくがんばったなぁ、和也。

あとは告白して、周りの女達を振り払うだけだ。

それが難問ではあるのだが。

 

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