【更科瑠夏編(考察9)】彼女、お借りします感想:彼女と出会ってからのあれこれ【ネタバレ込】 | 二次元感想レビュー録

【更科瑠夏編(考察9)】彼女、お借りします感想:彼女と出会ってからのあれこれ【ネタバレ込】

更科瑠夏。

言わずもがな、主人公木ノ下和也に恋する少女。

メインヒロイン水原千鶴の対抗馬にして本作を面白く掻き回してくれる、

ストームガール(暴風少女)。

年齢は不明だが、18才は超えていると思われる。

理性的な対応は水原ほどではなく、感情を優先する性分。

和也は水原との秘密を守るために彼女とお試し交際となった。

そんな彼女の和也に対する気持ちの変化について、改めて始めから辿っていく。

1 最初のあれこれ

 

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(3巻) より引用◇

和也の大学の友達、栗林とダブルデートの約束をした直後の場面。

ぶつかって転げた後に言ったセリフ。

なんて王道、もといベタな出会い方であろうか。

古き良き昭和の臭いがする。逆に新しい。

最初は本当に生意気な子供という印象。お転婆という言葉が良く似合う。

だからこそ最新話の彼女を思うと、成長が見られることが良くわかる。

初恋によって大人になっていく。何てメルヘンチックなのだろう。

2 冷めていた頃のあれこれ

 

 

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(3巻) より引用◇

全くもってその通りである。図星で二の句が告げないまである。

最新話の彼女からは想像できないようなドライな反応をする珍しい場面。

今の彼女が見たらどう思うだろう。

あ、そんなこともありましたねーとまるで他人事のようにスル―するに違いない。

るかは過去をあまり省みないと推測する。水原とは正反対の性格をしているが故に。

3 攻めに転じた時のあれこれ

 

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(4巻) より引用◇

一人で恋して、一人で決めて、一人で行動する。

独りよがりな攻めで和也に迫るるか。

あまりにも唐突で和也と水原が「はっ?」となったのも無理はない。

距離も時間も飛び越えて告白したるかは、この時点から完全に負けヒロインの様相を帯びている。

最初に告白したヒロインは報われない。結果がどうあれ、物語をすぐに終わらせることができないから。

この作品に限って言えばその不文律は破られていない。

4 初めて泣いた時のあれこれ

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(4巻) より引用◇

拒絶、興味、告白、攻め。

更には泣き落としと、圧倒的な早さで感情をさらけ出す、るか。

いきなり告白され、だが断るべく土下座する和也を落とした最後の手。

もちろんわざとではなくただ悲しくて泣いただけなのだが、これが水原の助力を得ることになろうとは。

ここからるかが本格的に参戦し、混乱と混沌をまき散らすことになる。

5 冬のあれこれ

 

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(5巻) より引用◇

ラブホテルに連れ込み、和也の事情に介入してくる、るか。

自分が彼女になれば、嘘は偽りでなくなる。

確かに正論で鋭い指摘だけれども、るかが和也と接触するために栗林の縁を切ったように、

和也にも何を切り捨てても守りたい縁があったから頷くことはできなかった。

結局、ここで焦って結論を出しても自分が輪から外れるだけ。

そう悟った彼女は持久戦に変更する。

6 アルバイト先であれこれ

 

 

 

 

◇彼女、お借りします(6巻) より引用◇

彼女役がダメならば少しでも環境を共有するしかない。

和也のアルバイト先に潜り込む作戦に切り替えて手を打ってきた。

手際の良さは盲愛故か。なりふり構っていられないといった様子。

逃げれば逃げるほど追ってきて、隙間が空けばそこを突く。

今できる全てを和也に投入している。

想いが重い。追いかけたくなるのは察せるが、だからこそ逃げたくもなるというもの。

このことで和也の決意が固まりつつあることをるかは知らない。

7 ドン引きなるかのあれこれ

 

 

 

◇宮島礼吏先生:彼女、お借りします(満足度56) より引用◇

珍しく和也にドン引きなるか。

というか想いを伝えて以降、初めてではないだろうか。

水原の応援がしたい。レンタルデートさせて欲しい。

和也の得意技、土下座がるかに決まっていく。

断れるはずがない。嫌な空気になって、るかの立場が悪くなるから。

もう振ればいいのに、と思わなくもない。

ここまで脈がないと逆に応援したくなる。水原との距離が段々と近づいていっているのを彼女は分かっているのであろうか。

8 家に入り込む前のあれこれ

 

 

 

 

 

◇宮島礼吏先生:彼女、お借りします(満足度62) より引用◇

待ちに待った和也の隙を確実についていく。

ここで全開投入である。

和也の前で子供のように感情を露わにすることなく、理由を付けて外堀を埋めていく。

だが主張は忘れないし、下心を隠したりもしない。

この按排(あんばい)をよくものにした。確実に流れが来てますぞ。

実際あと一歩まで追い込むあたり、この章は過去最大級の可愛さだった。

9 就寝の時のあれこれ

 

 

 

 

◇宮島礼吏先生:彼女、お借りします(満足度65) より引用◇

くそう、何もされてないのになんで満足そうなんだよぅ。

るかも成長していたが、この時にはすでに和也も成長していて、夜の攻防の末惜敗に終わる。

偶然も運命も包囲網もぬかりはなかったというのに。

これ以上ないくらいの状況でモノにできなかった。

もう手詰まりのようにも見えるが果たして。

10 終わりに

この届かない恋の終幕は一体どのようになるのだろう。

桜沢墨が表に出てきたこともあって、るかは隅に追いやられる可能性は低くない。

マミの話もまだ温めてあるし、あとは遠くでハンカチを噛むような目に見える負けしか想像できない。

更科瑠夏の行く末に幸あれ。

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