私、和也君の彼女です。
嫉妬に火がついたるかが堂々と宣言した。
大がつくほどの虚言であるがマミには確かめようがなく、信じる他ないだろう。
出た言葉は塞ぎようがないので和也も戸惑うばかり。
三者三様。一瞬、時が止まるカラオケボックスの一室。
先に動けばやられる。そのことを念頭において、発言されたし。
爆弾処理というものはいつだって危険が伴うものなのだから。
物語の根幹に踏み入る攻防、第二ラウンドが幕を開ける。
1 るかの押し切り、和也の負け
◇宮島礼吏先生:彼女、お借りします(満足度76) より引用◇
言いたいことだけ言ってマミを追い払うことに成功したるか。押し切りで勝利といったところ。
未練タラタラ、和也はもうなんとも思っていない、レンタル彼女は器のデカさで許している。
七割がた本当のことを言っているか。ようやく読者の気になっていた箇所に、触れていたような気がする。
最後には泣いていたがそれだけ愛しているということなので、
和也は男の度量で許すべきだろう。
しかし問題の解決も解消もできなかったことは痛い。
和也に恋人がいると知ってしまっては、マミも水原のことを周りに隠す気はなくなる。
結果的に、後々のことを考えれば、和也はるかに言わせてはいけなかったのだ。
この勝利、いずれは敗北となって降り注ぐ可能性が出てきた。
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2 マミは自覚する
マミはしおらしく退散した。
何を言い返すでもなく、怒りすらしない大人の対応。
内心ではウザいと思っているのはご愛嬌。だが一理ある。るかの三割の発言は虚言であるからだ。
探る気力も動機も薄くなってきて、
和也に対する執着もなくなってきているマミ。
こんなことに意味がないと自覚できているあたり、良い傾向である。
このままフェードアウト待ったなしではあるが、まだ彼女の核心には至っていない。
ならばこそ再起の可能性はある。
しかし、ヤバい奴はあなたも一緒だと思うのですよ。
3 終わりに
◇宮島礼吏先生:彼女、お借りします(満足度76) より引用◇
そして登場するメインヒロイン。
やめて。もうマミさんのライフポイントはゼロよ。
いや待て、だからこそストレスの溜まっているマミさんが今度は押すのかもしれない。
和也の部屋にあった女性モノのバッグという罪状もある。
まさかの第三ラウンド。止める術は皆無。
予想できない展開を残して続く。
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