【テニスの王子様考察】幸村の五感剥奪(イップス)とは - 二次元感想レビュー録

【テニスの王子様考察】幸村の五感剥奪(イップス)とは

 

◇許斐剛先生:テニスの王子様(42巻)より◇

 

幸村精市唯一の技であった、五感剥奪(イップス)。

現在では蜃気楼の鏡(ミラージュのミラー)が追加されましたが、以前は一つのみで戦ってきました。

新テニスの王子様が連載されても尚、通用してきた実績があります。中学テニス界最強の称号は伊達ではりません。

今回は五感剥奪について考察していきます。

1 五感剥奪(イップス)とは

 

相手のショットを必ず返し、「絶対に決められない」という思考を植え付けることで、五感を狂わせ、各機能を一時的に消失させます。

数多のスポーツ選手が陥る通常のイップスを、試合の中で起こさせるのがこの技です。

視覚剥奪で視界が暗闇になり、触覚剥奪でまともにラケットが握れなくなり、聴覚剥奪で音を聞き分けられなくなる。

完了すれば、テニスを苦しいモノとしてしか認識できなくなり、絶望の淵に立たされ、試合放棄をしなくてはいけなくなる。

追加で夢を見させることも可能で、もはや正気を保つこともできなくなります。

スポーツは楽しむモノ。そういった気持をことごとく無視する非情な技ですね。

 

2 効き始めるには個人差がある

五感全てを奪われず、触覚だけだったのは流石だが―――

 

◇許斐剛先生:新テニスの王子様(20巻)より◇

 

どうやら効き始めるのは人によって個人差があるようです。

ドイツ選手J・V・ボルクは、「心の甘さが招いた結果」と解説しています。

つまり精神力や忍耐力の強さが、抵抗力に直結すると見ていいでしょう。

自我を強く保って、冷静に対応するのが対応策となりそうです。

 

3 格下には確定、格上にもいける

 

五感剥奪は高い成功率を持ち、格下は確定で決まり、格上にも通用するという驚異があります。

幸村は高校生相手にも余裕で決めていました。

隙のないプレイングさえできれば、誰にでも効くということですよね。

もしかしたら、大人になればなるほど、プロ意識を高く持とうとすればするほどその成功率は上がっていくのかもしれません。

 

4 天衣無縫には効かない

 

五感を奪われた時に不安や弱さといった、自分との戦いに勝利できる人には効きづらい傾向にあるようです。

天衣無縫の極みなどは良い例ですよね。テニスを楽しむ心で覚醒する境地ですから。

むしろ、逆に強くなるきっかけを与えることになり、正に敵に塩を送ることになります。

そこまで至るプレイヤーはそう多くありません。しかし、上にいけばいくほどそういった選ばれしテニスプレイヤーがいる可能性が高まることも事実。

年を重ねるごとにジリ貧になっていくのでは、と個人的に思います。

5 ダブルスには向かない

 

相手を苦しませるからこそ、精神的支柱を得た者には効かないと思われます。

ダブルスなんか良い例です。孤独を感じにくいですから、相方が激を飛ばせば一瞬で元に戻りやすいと言えます。

ドイツ代表、ボルクとフランケンがそうでした。一声かけただけで、五感剥奪は解除できています。

シングルスの方が向いていると言えるでしょう。

 

6 まとめ 

 

確実に返すことが前提となってくるので、五感剥奪は幸村の素の能力に頼る面が大きいと言えます。

圧倒的格差でねじ伏せるか、そもそもボールを触らせないか。

これが現実的な対抗策になってきそうです。

まぁでも、幸村に総合力で圧倒するプレイヤーなんていないんですが。

五感を剥奪されると言われると何か派手に見えますが、彼の努力があって初めてできる意外と泥臭い技だと思いました。

 

 

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