【テニスの王子様考察】幸村の零感のテニスとは? - 二次元感想レビュー録

【テニスの王子様考察】幸村の零感のテニスとは?

 

◇許斐剛先生:新テニスの王子様(302話)より◇

 

新テニスの王子様に登場する人物、幸村精市の『零感のテニス』について考察していきます。

準決勝ドイツ戦、シングルス2で見せた幸村の状態強化技で、ゲーム表現で言うところのデバフ特化なタイプの彼にしては、若干攻めのテニスになっています。

手塚国光の『天衣無縫の極み』と互角に渡り合っているところから、その技のポテンシャルの高さが分かります。

1 零感のテニスとは

 

幸村の状態強化技、『零感のテニス』。

手塚の『天衣無縫の極み』の対策として幸村が用意しました。

『五感剥奪(イップス)』の応用で、相手にかけるのではなく自分自身にかけることで、テニスに必要な感覚のみを極限に高めています。

徳川曰く、自陣にきたボールを返すことしか頭にない状態であるようです。

無駄を省いた印象があり、実質的な強化とは言えないかもしれませんが、総合力は高まっていると言ってよいでしょう。

 

2 天衣無縫の極み対策

 

『天衣無縫の極み』は、自分だけのテニスの本質を自覚することで目覚める、状態強化技です。

簡単に言うなら潜在能力の開放。あらゆる能力を飛躍的に上昇させます。

使える人物によって個人差はあるようで、手塚の場合は桁が違います。

何故なら元々の能力が既に高かったのですから。中学テニス界で最強の幸村と互角に戦えると言われるくらいに。

天衣無縫の極みに至った手塚は、日本代表が束になっても敵わないかもしれない。彼を目標とし、日本代表の選手を実力を肌で感じてきた不二の推測ですから信憑性は高いでしょう。

それほどの手塚と幸村は互角の勝負ができている。つまりは劣っていないということです。

それは何故なのか。精神を研ぎ澄まし、集中しているからです。

不二の技『心の瞳(クローズド・アイ)』に近いものを感じます。あれも敢えて視覚を閉じることで、返せない球を返す芸当です。

デメリットを受けいれることでメリットを跳ね上げている。ならば、より捧げた方が能力の上昇を見込めるということです。

視覚以外のものも捧げている幸村なら、より効果を得られるのでしょう。

それをより具体的に、効率的にできることを可能にしているのが『五感剥奪(イップス)』というわけです。

3 元々の素質がないと意味がない

・『五感剥奪(イップス)』でしかできない

・素の能力ありき

 

零感のテニスは幸村にしかできないと言っていいでしょう。

むしろ天衣無縫よりも難しいです。五感のマニュアル化なんて。

切原に「天衣無縫になれなくてもテニスを諦めなくてもいいことを証明する」と言った幸村ですが、説得力は大分薄い。

証明はできても同じ地点に至れるかどうかは別の問題だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。